甥っ子に「他人」と呼ばれて――義妹との絶縁から得た余裕

甥っ子に他人と呼ばれて 義妹絶縁から得た余裕

はじめに

義妹との絶縁、その後の気持ちを振り返って

前回の記事の続きです。

このあと、義妹は出産し、状況は一変しました。

孫が増えた義両親の言動

孫命の義両親が狂った

孫命の義両親は、孫可愛さに拍車がかかり
あれだけ義妹の彼氏の件で不服そうだった義父までが変わってしまいました。
義両親は毎日のように義妹の家へ通い、とにかくわたしたち夫婦のことなど頭にない様子。

そんな義両親に少しずつ嫌な気持ちが芽生え、同時に、義両親に甘え切っている義妹への嫌悪感もどんどん大きくなっていきました。

😿当時、自分たちの生活が充実していたら、こうした状況もむしろ有難いと思えたかもしれません。
けれど、わたしは常に空虚感を抱えて過ごしていたので、義両親や義妹一家のやることなすことが気に入らなかったのです。

そして、義妹とその一家と絶縁

義妹とその一家と絶縁

そしてコロナ禍。世間はマスク姿の人であふれていました。
ある日、用事で義両親の家に行ったとき、コロナへの考え方がまったく合わないと感じました。わたしはそのことをTwitterに書いたのですが、それを義妹に見られてしまい、大騒ぎに。

夫にこう言ったそうです。
「わたしはお姉さんみたいな人が嫌いだから、怖くて付き合えない」

わたしの知らないところで、義妹は勝手に絶縁を宣言。
夫は「そんなの本人に言え」と言いましたが、義妹は聞く耳を持ちません。

さらに義母からは、夫にわたしへの怒りの電話。
夫が何を言っても聞き入れない義母。

😿そういえば、外堀を埋めるのが得意なんだよなあ、義妹。
当時のわたしは、「やられたわ…」と、悔しさでいっぱいでした。

絶縁直後の心境

怒りと恨みにとらわれていた日々

それからというもの、義妹への怒りがどんどんあふれてきました。
けれど、その気持ちは誰にも言えませんでした。

一方で、義妹一家は更に家族が増え、義両親と同居し、夫になった彼氏を婿養子に迎え、高価な物を次々と買い、充実ぶりを見せつけてくる。
その姿と自分たちを比べてしまい、どんどんふさぎ込んでいきました。

最初はただの僻みだと自分を責め、また落ち込む日々。
結局は、ただひたすら義妹を恨み続けていました。


時間が経つ中での気づき

📌夫の言葉で気づいた「義妹の自立できなさ」

苦しいわたしは、夫に正直な気持ちを打ち明けました。

すると夫はこう言いました。

🐻あいつ(義妹)は、あの年齢になっても親の援助がないと生きていけないんだよ。
なのに感謝もせず、子どもの面倒を見てもらって当たり前、金も出させて、自分たちはいい暮らし。
そんな奴だから、そのうち親に何かあれば困るのはあいつだ。俺はあまり気にしてないぞ
🐻今までずっと親の援助ありきで生きてきたんだ。あいつに自立なんて無理だ。
両親に何かあった時に初めて、自分の愚かさに気づくんだよ。
俺は両親の介護は一切しないし、君にもさせない。もらえるものはもらって、後は義妹に介護をやらせる

そう夫に言われ、確かにその通りだと思う部分もあり
少しずつ落ち着いていったのを覚えています。


今のわたしの心境

介護問題への不安と夫の覚悟

夫は両親の介護は一切しないし、君にもさせないと言ってくれています。
さらに、こうも言いました。

夫

あいつは、その時になったら俺に伝書鳩をやらせるから
俺は知らないと言い切るだけだし脅しまがいなことも容易に想像つくから。
俺も出るとこは出る覚悟はあるから


けれど正直、義妹がいつか
お姉さんは介護の資格があるんだからと言い出すのは目に見えています。

義妹
義妹

過去のことは水に流してあげるから、介護して


と、また外堀を埋めるように持ちかけてくるのかもしれません。

とはいえ、恐らく実際には長男にあれこれやらせる流れになるのが目に見えています。
けれど、義妹の今の夫と長男は血のつながりがなく、普段から言うことも聞かないらしい。
だから、その時は長男が反抗して、義妹一家がめちゃくちゃになる光景まで想像できてしまいます。


甥っ子に「他人」と呼ばれた本音

そもそも、わたしは甥っ子に他人と呼ばれたことがあります。
子どもの言うことを真に受けるな、という方もいらっしゃるでしょう。
でも、わたしは大人気ないので、その言葉を忘れません
だから今後、義妹一家に何があっても絶対に助けないと決めています。


S氏との件で見えた義妹の本質

さらに、S氏との件もあり、義妹のことを以前より気にしなくなりました。
甥っ子の言葉とS氏の件――
この2つがあったからこそ、義妹に対して余裕を持てるようになったのです。


助けないと決めた割り切りと余裕

正直に言えば、弟の息子は可愛いと思います。
けれど、夫側の甥っ子や姪に対しては、ちっとも可愛いと思えません。
そういう気持ちがあるからこそ、なおさら助けないという割り切りもできています。

今思えば、あの時、わたしのことを他人と言ってくれた甥っ子にサンキューです(笑)。
最初は可哀想な子だと思っていたけれど、今となってはどうでもいい甥っ子。
我が家に来て助けを求めてきたとしても、門前払いするつもりです。
こう決めたので、わたしの心に余裕が生まれました。


本音を認め、自分の気持ちを大切にする大切さ

そしてもうひとつ、今になって強く思うのは――
人に良く思ってもらおうなんて気持ちは、捨てるに限るということです。
だって誰も助けてくれないんだから。
だからこそ、自分の気持ちを大切にします。

📌もし皆さんの中に、わたしのように身内との関係で苦しんでいる方がいたら――
まずは、自分の中の怒りや本音を認めてあげてください。
その上で、相手をよく観察し、知ること。
必ず脇の甘さが見えてきて、そこでこちらに余裕が生まれるはずです。

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