【失業体験記】生活を立て直すきっかけになった解雇の出来事

失業からの再出発

突然の解雇から日が経って

突然の解雇通告から、少し時間が経ちました。

日を追うごとに、ずっと押し込めてきた感情がゆっくりとあふれてきます。
怒り。悲しみ。そして、心を空洞にしていくような強烈な空虚感。
それらに向き合わざるを得ない日々が続いていました。

が!!

わたし
わたし

やりたいことをやってみよう

そんな前向きな気持ちが、少しずつ強くなってきている──
自分でも不思議に思える感覚です。

激務の日々と、坐骨神経痛の悪化

解雇の2か月ほど前、私は持病の坐骨神経痛を抱えながら業務を続けていました。
本来なら3月末まで勤めるはずだった前々職も、体調を理由に早めに退職。

それでも──

わたし
わたし

ここで踏ん張らなければ!

と、痛みに耐えて椅子に座り続け、黙々と仕事をこなしていました。
今振り返れば、その無理が身体と心の両方にじわじわと影響を与えていたのだと思います。
あのとき「大丈夫」と思い込んでいた自分に、もう少し優しくしてあげたかった──
そんな気持ちさえ湧いてきます。

減っていく仕事と募る不安

そんなこんなで、何とか激務に慣れてきた頃、少しずつ仕事量が減っていきました。
そのときから、不安がじわじわと募っていきました。

わたし
わたし

この会社、大丈夫なのだろうか?

そんな気持ちと仲間の数人が何とかしようと必死になっている姿を見て、私も「信じたい」と自分に言い聞かせる日々が続きました。

その中で、坐骨神経痛を緩和させようと、硬い椅子から
7万円強もするゲーミングチェアを奮発し、また舞い込んでくるであろう仕事ができる体制を整えました。

けれどその不安は、結局現実となって突きつけられることになりました。

そして──Kさんからの一本の電話

いつもかかってくるKさんからの電話。
その日の着信を見た瞬間、胸の奥で嫌な予感がしました。

受話器を取り、耳に飛び込んできたのは、聞きたくなかった言葉。

・・・契約は、今日限りで・・・
本当に、ごめん・・・

嫌な予感は的中しました。
信じたくない気持ちと、受け入れざるを得ない現実の間で、心が一瞬にして固まりました。
声も出ず、ただ無音の世界に取り残されたような感覚でした。


揺れていた本心

実は、私はずっと「やりたいこと」を抱えていました。
けれど、以前フリーランスで失敗した経験があり、その苦い記憶が心に残っていました。

だからこそ、Kさんと一緒に仕事ができる今の環境に希望を見出し、「ここで頑張ろう」と思ったのです。
それでも、心のどこかではフリーランスを諦めきれず──
その気持ちに気づいていながらも、私は見て見ぬふりをしていました。

職場に留まる自分と、本当は挑戦したい自分。
その二つの思いを抱えながら、あえて向き合わずに過ごしていたのです。


坐骨神経痛と生活習慣の関係

坐骨神経痛が悪化したのは、ストレスだけが原因ではありません。

振り返れば、

当時の私は──

4毒をたくさん摂っていた
(特に植物油)

運動不足

一日中椅子に座りっぱなし

軽いストレッチすらしなかった

こうした生活習慣が重なり、痛みをさらに強めていたのだと思います。


感情に気づいたとき、身体が反応した

それでも不思議なことに、自分の感情に正直になった瞬間、身体が変化しました。
首や肩がふっと軽くなり、視界が明るくなったのです。

ストレッチやウォーキングなどの習慣はすぐに効果を感じられなかったけれど、感情に気づいたことで「痛みが少し和らぐ感覚」が訪れました。
そこからは、椅子に座っていられる時間も少しずつ増えていきました。


痛みを通して見直した生活

4毒をたくさん摂っていた
(特に植物油)

運動不足

椅子に座りっぱなし

ストレッチ不足

その積み重ねで、自分を雑に扱っていたツケを、身体が代弁していたのだと実感しました

だからこそ、これからも4毒抜きを続け、椅子に座りっぱなしにならないように心がけています。
ある程度の時間が経ったら、椅子から離れて軽いストレッチをしたり、家事をしたり。
そして何よりも─
無理して笑ったり、平気なフリをしないと決めました。


おわりに:必ず這い上がるために

失業は、私にとって大きな代償でした。
お金も、自信も、健康も揺らぎました。

それを「良かったこと」に無理やり変えるつもりはありません。
けれど、この痛みをきっかけに、私は自分の生活と向き合うことを選びました。

アイコン

4毒を控えること

座りっぱなしを避けて
体を動かすこと

無理して笑わず、
感情を大切にすること

そうやって一つひとつ積み重ねながら、必ず這い上がります。
失業の代償を、ここから先の人生に生かし、私はまた歩き出します。


💡この記事で伝えたいこと

  • 「突然の解雇」がもたらした心身のダメージと空虚感
  • 生活習慣とストレスの影響を実感したこと
  • そして、必ず這い上がる決意

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